先日、出生前診断を受けてきました。出生前診断とはどんなものがあるのか、費用や検査方法、また私たち夫婦が出生前診断をしようと思った理由などをご紹介します。

この記事を書いている私は、渋谷在住の27歳、会社員。マッチングアプリで結婚し、妊活・不妊治療を経て、現在第一子妊娠中。ブログでは妊活・不妊治療記録、日々の料理や献立を書いています。自炊記録アカウント(@tekito_na_gohan) 外食記録(@umasugita_meshi)
・出生前診断について知りたい
・出生前診断を受けるか迷っている
・オスカー検査の費用や検査内容を知りたい
・オスカー検査を受けた人の体験談を知りたい
・NIPTをどこで受けられるか知りたい
①妊活チェック@恵比寿ウィメンズクリニック
②精液検査をする
③人工授精1回目(→リセット)
④卵管造影検査&人工授精2回目
⑥妊娠判明
⑦不妊検査等助成事業で助成金申請
⑧出生前診断 <= 今ココ!!
⑨安産祈願
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迷っている方は、相談だけでも。(検査できるタイミングは限られています。)


私の妊娠事情詳細


・初めての妊娠
・私27歳、夫37歳
・人工授精で妊娠(排卵誘発剤の服用あり・詳細は以下の記事へ⬇︎)
・基礎疾患や遺伝的疾患なし
・標準体型
・既往症や過去に大きな持病なし
完全自己満LINEスタンプを作成してみました!(笑)
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出生前診断とは?


出生前診断・NIPT検査の費用や検査方法などについて



私の通っているクリニックで頂いた資料からの抜粋です⬇︎
検査名 | 費用 | ダウン症の検出率 | 検査方法 | 妊娠週数 | 結果 |
クアトロマーカー | 約3万円 | 75% | 血液検査 | 15週 | 10日後 |
オスカー検査 | 約5万円 | 90% | 血液検査 超音波検査 | 12週〜13週6日かつ CRL頭殿長45〜84mm | 1週間後 |
NIPT | 約15〜20万円 | 99.1% | 母体から採血した血液中に 浮遊しているDNAの断片を測定 | 9週〜17週6日 | 7〜11日後 |
いずれの検査も、妊婦本人の年齢制限はないとのこと。
クアトロマーカーとは?



クアトロマーカーについての詳細です⬇︎
母体血清マーカー(クアトロテスト)とはお母さんさんの血液の中に含まれる4種類の成分(AFP、非抱合型E3、hCG、インヒビンA)を測定して、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、開放性神経管欠損症(二分脊椎症、無脳症)の有無を調べる検査です。
DNA先端医療株式会社 https://dna-am.co.jp/media/633/
母体血清マーカーが陽性であっても、基準より確率が高いだけであって必ずしもその疾患に罹患しているとは限りません。逆に陰性であっても基準より確率が低いだけであって必ずしもその疾患に罹患していないとは限りません。 21トリソミー(ダウン症候群)の感度は約80~85%、18トリソミー(エドワーズ症候群)の感度は約75~80%、開放性神経管奇形の感度は約80~85%と言われています。
オスカー検査とは?(←私たちが受けた検査です)



オスカー検査についての詳細はこんな感じです⬇︎
オスカー(コンバインド)検査とは、NT(首のむくみ)、お母さんの年齢、赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの心拍数、お母さんの血液検査(PAPP-A,freeβhCG)の5つを組合せてリスクを出す検査です。別名コンバインド検査と呼ばれるもので、世界では最もよく行われている検査のひとつです。
オスカー(コンバインド)検査は、確定診断の検査ではありません。エコー所見を確率計算に使いますが、赤ちゃんの異常をエコーで見るものではありません。あくまで先天性疾患が起きる確率を予測するスクリーニング検査になります。
オスカー(コンバインド)検査で確率を調べられる疾患は以下になります。
広尾レディース https://www.hiroo-ladies.com/s/oscar.html
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワーズ症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
NIPT(新型出生前診断)とは?



NIP T検査についての詳細はこんな感じです⬇︎
他の検査に比べて費用が高額で、非常に精度が高い検査。


NIPT(新型出生前診断)とは、
ヒロクリニック https://www.hiro-clinic.or.jp/nipt/nipt/
「お母さんから採血した血液から胎児の21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)などの染色体異常を調べる検査」のことです。従来の血液による出生前診断と比較しても、感度・特異度から見ると検査自体の精度がきわめて高いとされています。
「NIPT検査」が受けられる医療機関はこちら


NIPT(新型出生前診断)の検査結果が「陽性」の確率は?
参照したクリニックの公式HPによると、「陽性」の確率は1.77%とのこと。
2013年9月から2019年3月までにNIPTコンソーシアムで行われた72,526例のうち、「陽性」と判定されたのは1,281例(1.77%)でした。陽性例で最も多かったのは21トリソミー(ダウン症候群)で776例(1.07%)、次いで18トリソミー(エドワーズ症候群)388例(0.54%)、13トリソミー(パトウ症候群)117例(0.16%)の順でした。NIPTコンソーシアムは染色体異常のハイリスク妊婦を対象としていたため、一般妊婦の陽性率はさらに低いものとされています。21トリソミー(ダウン症候群)が「陽性」と判定された場合、赤ちゃんが本当に21トリソミー(ダウン症候群)である確率(陽性的中率)は、お母さんの年齢によって異なります。年齢が高いほど、実際に病気の赤ちゃんを妊娠している確率(疾患頻度)が上昇するため、陽性的中率も高くなります。例えば25歳の場合の陽性的中率は49.8%と低いのに比べ、35歳の場合は76.7%、40歳の場合は90.9%と跳ね上がります。
ヒロクリニック https://www.hiro-clinic.or.jp/nipt/false-negative-positive/#:~:text=%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82-,NIPT(%E6%96%B0%E5%9E%8B%E5%87%BA%E7%94%9F%E5%89%8D%E8%A8%BA%E6%96%AD)%E3%81%8C%E3%80%8C,%E9%99%BD%E6%80%A7%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8&text=2013%E5%B9%B49%E6%9C%88%E3%81%8B%E3%82%89,%EF%BC%881.77%EF%BC%85%EF%BC%89%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
私たちが出生前診断「オスカー検査」をすることを決めた理由



私たちは「精度」と「費用」から、オスカー検査をすることに決めました。


ダウン症や18トリソミー、13トリソミーなどの障害があるということが「生まれてから分かる」よりも「今知りたい」と思ったからです。どうしても出生前診断と言うと胎児の障害の有無を事前に調べて生み分けをする、というどこかマイナスイメージがあります。その子を受け入れる心の準備と生活環境を整えておくためにも非常に有効な検査だと思い、検査することを決めました。
出生前診断をすることが良い悪い、しないことが良い悪いのではなく、個人的には事前に夫婦でしっかり話し合って決断することが大事だと思います。


【体験談】オスカー検査をしました
そして、今通っているクリニックでオスカー検査をしてもらうことにしました。
妊娠何週目に受けた?



妊娠13週3日の時に検査を受けました。妊婦検診1回目の時に出生前診断の希望を聞いて頂き、そこで検査の希望を伝えて、妊婦検診2回目の時に検査をしました。


費用は?



費用は結果、初診代と検査代で合計52800円でした。
検査方法は?痛みはある?



血液検査と、超音波検査をしました。
痛みはありません。赤ちゃんの向きが検査に適するまで私の場合は20分ほどかかりました。赤ちゃんの向きが変わるように横になったままお腹や腰を動かしたりエコーの機械を動かして赤ちゃんの動きを待ちました。
NT(首のむくみ)、お母さんの年齢、赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの心拍数、お母さんの血液検査(PAPP-A,freeβhCG)の5つを組合せてリスクを出す検査
広尾レディース https://www.hiroo-ladies.com/s/oscar.html
所要時間は?



個人差はありますが超音波検査で20分ほど、
血液検査は3分ほどでした。
検査自体は15分前後ですが、その時の赤ちゃんの向きなどで検査し難い場合、途中で休憩時間を挟んだりして行っていくこともあり30分~60分ほどかかることもあります。
広尾レディース https://www.hiroo-ladies.com/s/oscar.html
検査結果はいつ出る?



1週間後にクリニックへ行って結果を聞きました。
先生が結果を元にリスクの低さ高さを説明して下さいます。


出生前診断を受ける前に
出生前診断を受ける場合、万が一高リスクだった場合、またNIPTの場合は陽性判定が出た場合にどうするかを夫婦・家族で話し合っておく必要があると思いました。
そして出生前診断の種類によっては、100%胎児にダウン症などの異常がないと断言できるものではないと言うことも頭の片隅に入れておく必要があると思います。


まとめ
今回は、出生前診断の「オスカー検査」を受けてきた体験談、出生前診断とはどんなものがあるのか、費用や検査方法、また私たち夫婦が出生前診断をしようと思った理由などをご紹介しました。





最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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